大阪南部の学習塾任意団体 泉州私塾連合会

会長挨拶

平素より泉州私塾委連合会の活動にご理解ご協力頂き御礼申し上げます。

泉州私塾連合会(通称:泉塾連)は教育に情熱を傾ける塾長が1982年に地域教育の発展と塾長間の親睦を目的に発足した南大阪地域の学習塾の任意団体です。当会の前身は、わずか塾長7名で始めた「木曜会」。それから数えると45年目を迎えます。会員数は約30塾、毎月第3木曜日の例会を中心に様々な活動を行なっています。その一つとして、保護者、お子様方が、私立中学高校、公立高校の先生方と直接、進路相談ができる「進学ガイダンス」、「公立高校説明会」があります。毎年入場者数は1200名を超え、南大阪では最大の進学説明会になっています。

会員は、個々の塾経営者です。それぞれの理念のもとに塾を運営していますが、一人では偏った考えや思い込みに陥りがちです。そこで、それぞれの意見や考えをぶつけあうことでより良い塾を作るための研鑽を続けています。例会の中で「自塾の良いところ」を発表するのも会員個々のスキルアップや良い刺激として大いに役立っています。また、個人塾で不足しがちな教育情報の共有に努めるとともに会員間の親睦を深めるため、様々な企画によるレクリエーションを盛んに行っています。

曽野綾子さんが本の中で戦後の教育思想の弊害を述べられています。『何かにつけて、「人権」「権利」「平等」を主張するようになりました。…昔は「遠慮」という美しい言葉がありました。…かつては損のできる人間に育てるのが、教育の一つの目標でした。』身につまされる言葉ですが、最近の子供たちにもこの一面が垣間見られます。子供たちに一番近い大人として、現代人が失おうとしている「遠慮」を伝えるとともに、粘り強い子供たちに育てることも我々の仕事だと考えています。何卒皆様のご理解ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

最後に、入塾先をご検討中の保護者・生徒の皆様、当連合会にご関心のある塾長様、お気軽にお問い合わせください。お待ちしております。

会長    辰見 成人(RITZ進学塾)

2024年4月
泉州私塾連合会